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イマサラ

腐向け/R15/DRRR!!・K66・TIGER&BUNNY中心/いろんな妄想ダダ漏れな欲望全開。

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【兎虎・空虎】 ヒナドリの唄。

生きるために、ただ泣き叫ぶことしかできない   無力なヒナドリ達よ……
三角関係)



・・・・・・・・・・・・・・・
(愛してるなんて言えない)
【バーナビー・ブルックスJr】

確かに好きっだ。

好きじゃなければ、今もバディを組んだりしない。
好きじゃなければ、一緒に住んだりしない。
好きじゃなければ、

抱いたりしない。


ただ、そこに恋愛感情があったか。
“愛”なんて言葉が存在したか。
それは分からない。
お互いがお互いをどう考えていたか、どう思っていたか言ったことはない。
初めて同じ時を過ごす人だったから、僕にとっては全てが初めてで良く分からなくなっていた。

だけど確認したいとも思わない。別に分からなくても構わなかった。
分かったからと言って何か変わる訳じゃない。
そう。
僕が虎徹さんを変えられる訳じゃない。


………。
自分の気持ちが分からないなんて嘘だ。
分かっていた。【気が付かない振り】をしていた。
もしその気持ちを虎徹さんに言ったとしても、虎徹さんは「ガキだな」と笑うだけだろう。
そんな事は、自分の自尊心が許さない。
だから言わない。



ある日のトレーニング後のロッカールームだった。
虎徹さんは『昨日はキースの部屋に泊まった』と言った。

  そして、抱かれたと言った。

何の感情も持たない表情で、平然と。
まるで今から煙草でも吸うような感じで笑いながら。
スカイハイさんも笑っていた。
ただ普通に笑って『そうなんだ』と言った。
なんの引け目も感じていない表情だった。
――自分と虎徹さんの関係を知っている癖に。



気が付けば自分も笑っていた。
どうしてだろうか。
所詮は虎徹さんを独占する事など不可能だと、ありありと見せつけられた気がした。

   その時の僕は
   うまく笑えていただろうか?




その瞬間から三人の関係が決まった。
嫌な言葉だけど【虎徹さんを僕とスカイハイさんで共有する】。

  だけどそこに恋愛感情を抱かない。
  愛など持ち込んではいけない。
  この関係を絶対に崩してはいけない。

僕とスカイハイさんは、まるで虎徹さんを『新しいおもちゃ』のように取り合った。
だけどそこに、やはり【愛】なんて言葉は存在しない。
…しては、いけない。
思っていても、決して表に出してはいけない。


虎徹さんは何も変わらない。
僕達が何をしたって。どちらもどれだけ虎徹さんを求めたって。
変わることはない。

  彼ははどちらも優しく受け入れ。
  どちらも拒否する。

この関係を崩さないために。
二つの大きな独占欲を、軽々とかわしていく。

僕達の関係は変わらない。
虎徹さんが変わらない限り。


そう。
絶対に変わらないんだ。





◆◇◆





(本当の理由なんて言えない)
【キース・グッドマン】

バーナビーくんがワイルドくんを抱いている事は知っていた。
バーナビーくんがワイルドくんを愛している事も知っていた。
そして。
ワイルドくんはバーナビーくんのその感情に答えていない事も。

だから余計に欲しくなった。



ある日ワイルドくんを部屋に呼んだ。
理由など一つしかない。
ワイルドくんを抱くためだ。

   バーナビーくんと関係を持っているワイルドくん。
   だが、彼に対して恋愛感情を抱いていないワイルドくん。
   だったら自分とだって同じような関係になるんじゃないのだろうか?
   
そう思った。
そして案の定、ワイルドくんは素直に私に抱かれた。
割り切っているのか、特にバーナビーくんに対して罪悪感など無いようだ。
抵抗する素振りも見せずに、ただ【今】を楽しんでいる。
そんな感じだった。



次の日。
ワイルドくんはロッカールームでさらりと何でもないように、昨晩の事をバーナビーくんに話した。
本当に。何でもなかったように。
私も笑った。
“君だけのワイルドくんでは無い”という気持ちを込めながら。

そしてバーナビーくんも笑っていた。
心の中はボロボロになっているだろうに。
無理矢理笑いながら、必死に自分の感情を整理していた。
ワイルドくんを割り切ろうとしていた。
――無理な癖に。



そんなワイルドくんは、私と関係を持つようになっても何も変わらなかった。
以前と変わらずバーナビーくんにも抱かれるし、私にも抱かれる。
ただ、それで三人の関係が均等に保たれているのだから凄い。

バーナビーくんは私に抱かれるワイルドくんを、どう思っているのだろうか?
元々淡白だが、一度目を付けたものには酷い独占欲を表す彼だ。
ワイルドくんの無関心につけ込んで入ってきた私を憎んでいるのだろうか?
【ワイルドくんが自分に振り向く事が無い】事実を、無理矢理気付かされて落ち込んでいるだろうか?
ワイルドくんはどう思っているのだろう?
二人からぶつけられる欲望に対して。


   私が君を求める本当の理由に対して。


もし知っていたとしても、ワイルドくんは何も変わらないだろう。
今は上手くかわしているが、その内この関係は崩れるだろか?

今、私達三人は。
ワイルドくんを中心に全てが回っている。
軸が外れたら。



壊れるしかない。





◆◇◆





(二人の気持ちは知っている)
【鏑木・T・虎徹】

バニーと関係を持っていた。
そしてキースとも関係を持った。
だけど俺は変わらない。

何も…
何も変わらない。



キースがどうして俺を誘ったか。どうして抱いたか知っている。

――キースはバニーが気に入らない。

今まで我慢がしてきたが、KOHとしての座を奪われた事が決定的な弾みになった。
アイツがどれだけ善人であるかは知っている。憎めない奴。ヒーローを誇りに思っている。
それでも【人間】だ。全てが善である訳が無い。キースの場合はその裏が、人よりずっと少ないだけだ。
バニーが【ヒーローになったのが私的理由】だった事が、最初から少しずつ蓄積されてもいた。

そんなバニーはどうやら俺を好きらしい。
だが俺はバニーに恋愛感情は抱いていない。
今回の事は、俺を中継にしたバニーに対するただの当てつけだ。
バニーはキースの感情には気付きもしない。
きっと俺がいる限り。


   なら、いっそのこと壊してしまえばいい。
   俺を抱けばバニーは苦しむだろう。
   もしかしたら壊れるかもしれない。
   それを見下したい。

そんな歪んだ感情。



叶わない感情を俺に対してぶつけているだけだ。
知っていたが、あえて抱かせた。

――俺はバニーのものじゃないという事を教えるために。
――バニーも俺のものじゃないという事を教えるために。
だから。
こんな事をしても【結局何も変わらない】と言う事を教えるために。



抱かれた次の日、バニーに告げた。キースは内心吃驚しただろう。
バニーは…
必死で壊れる自分と戦っていただろう。



だけどこれで三人の関係は保たれる。下手に崩れて他のヒーロー達まで険悪にさせたくない。
頭のいいバニーの事だ。関係を崩さないように必死になってくれるだろう。
キースだって分かった筈だ。だからと言って行動が変わるとは思えないが。
そこに俺が真ん中で、自分さえ変わらなければ。
人形のように笑ってさえいれば。

  【仲間】でいられる。



俺に感情が無い訳じゃない。
二人とも好きだ。だけどやっぱりソコに恋愛感情はない。
俺は二人も他のみんなも、同じように好きなだけだ。

  キースはバニーが憎らしくて。
  バニーは俺が好きで。

…こんな関係。
放っておけばいずれは壊れるしかないじゃないか。
俺はただ、変わらずにいたいだけだ。



ただ。
お前達と【仲間】でいたいだけだ。
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プロフィール

寅丸

Author:寅丸
アニメが終わってからデュラの存在を知った可哀想な感じの人。原作しか知りません…orz。きっと静雄と派生が好きだと思う。ケロロは電波黄色と喧しい。10年目でいきなりハマった。なので【今更】。ピクシブ  呟き

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