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イマサラ

腐向け/R15/DRRR!!・K66・TIGER&BUNNY中心/いろんな妄想ダダ漏れな欲望全開。

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【虎兎】バニーの料理スキルにオジサンが絶望している話

オジサンがバニーチャーハン事件の被害に合った。



なんて事の無い事が頭の中に舞い降りた。
キッチンで【一生懸命自分の為に練習した】と言ってくれた炒飯を作ってくれている恋人を見ながら、虎徹はふと思った。

―確かに美味しかったので褒めたのだが…

嬉しかったのかそれから三食連続ずーっと炒飯オンリーなので正直もう食べたくない(しかもバーナビーは別のものを食べている)
…じゃ、なくて。
胃の具合や目の前で全く違うものを食べているバーナビーを見ると、本当に頭がぶっ壊れそうなのだが。
(『コレは虎徹さんの為だけなんです!』と、言われた)

取り敢えずそれは全部、置いといて。



「なぁバニーちゃん…」
「はい?」

まるで新婚ホヤホヤのようなフリフリエプロン装備で笑顔で振り向く【185cmのハンサム】の姿は正直ただの罰ゲームにしか見えない。
浮かれまくっているバーナビーは相変わらず物事の方向性がいつも未知の方角へエスケープする。
真面目に生き過ぎてきた結果、遊びや一般常識よりも『データ』で物事を見る人間なのだ。
その結果の出来上がりは…【常識外れ】。
金銭感覚は恐ろしく麻痺しているし、コミュニケーション不足のツケも凄い。
それはたった今、虎徹に大いなる重圧として襲いかかっている。自分が何とかせねば!とアチコチ連れ回している所だ。
【早くしないと自分が潰れる】
三高(高身長・高学歴・高収入)どころか四高(+元KOH)と言う素晴らしすぎる物件の中身は……
本当に『ソレ以外に取り柄のない残念物件』だった。

  それでもバディ。恋人。ツンツンからの驚異的なデレの振り幅も慣れた。
  そんなドジっ子スキルも可愛いと思う。
  自分に頼るようになってくれたバーナビーはやはり可愛い。

虎徹は虎徹で、何だか【恐っろしく強いポケモンのレベ上げ】でもしている気分だ。
育成ゲーム感覚に似ているかも…


「もう出来るんであんまり摘みでお腹膨らませないでくださいよ?」
「あぁ、うん…」

バニーはお残しを許してくれない。というか、残せない。
残そうものなら『不味かったんですね…虎徹さんにこんなの食べさせて!!僕は最低だっ!!』と、いきなりレベルマックスに行ってしまい虎徹の皿を取り上げ壁へ投げつけ皿は無残にその生涯を終える。
その回数、…もう数えたくもない。
皿は投げるわ中身の残っているフライパンも投げるわで泣きながら大暴れ。
そして落ち込んで動かなくなるので片付けるのは虎徹なのだ。…勝手に投げたのは、バーナビーなのに。
その後はヨシヨシと『美味しいに決まってるだろ?』と、メンタル絹ごし豆腐も危うい、豆乳にまでなってしまいそうなバーナビーに抱き付かれてあやしてあやして…
これはもう恋人とかそういう次元ではなく保育士と幼稚園児だ。
何でも出来ると【思い込んでいる】バーナビーは、失敗すると極端な癇癪持ちに変身する。
虎徹も最初は勿論必死で止めようとしたが、一回経験したら殺される寸前までボコられたのでもう落ち着くまで放っておく事にしている。
そしてベッドの中でも『炒飯…ごめんなさい』と泣きながら引き摺ってくるので、もはや色気もヘッタクレもない。
羞恥顔で泣きながら喘ぎながら、そんな事を、何故今言うのか…
取り敢えず、嬉しいながらもバーナビーが炒飯を作ると何かと物凄く面倒くさい事が絶対に起こるのだ。



「はい、出来ましたよ!今日はちょっと味付け変えてみましたから」
「おっ、そりゃ楽しみだ」

全っ然楽しみではないが一生懸命作ってくれたのを目の前で見ているので……
結局虎徹は虎徹でバーナビーが好きだからそういう言葉が出る。だから【炒飯の悪循環スパイラル】が続くというのに…
バーナビーの声にキッチンテーブルに向かえば、やはり自分は炒飯と小鉢が少々。バーナビーはデリバリーで頼んだ美味しそうなパスタにサラダにワインのロゼ。
この現象は何かの格差か…そうか格差か。誰か俺に目潰しでもしてくれ頭が痛い。
虎徹がもう見慣れたが、出来ればマーベリックを呼び出して記憶を改竄して欲しいくらい一生見慣れたくないテーブルの料理を見て心で溜息を付いて二人で頂きます。
そして『味付けを変えた』の意味が『ウェイパー激増量』と言う、ただ味が猛烈に濃いだけの結果に泣きたくなる。バーナビーは最初に褒めた時から味見をしなくなった。
バーナビーが癇癪を起こさない程度にマヨネーズで味の調節をしていたら。

「そう言えば虎徹さん。さっき何か僕に聞こうとしてませんでした?」
「んっ?あー、あぁ。料理中だしアブねーかなって止めたけど…」

そう、虎徹はバーナビーに聞いてみたいことがあった。


  「バニーちゃんってさ、ゆでたまご作れる?」


炒飯が作れるのは嫌という程分かった。
猛練習の賜物が、今現在自分の味覚と胃を破壊している事に気付いてくれない恋人はともかくそれは分かった。元々料理なんてしないからこそ炒飯ごときで猛練習と言う結果なのだが。
しかし作ることは出来るようになった。…虎徹の知る限り、一品だけだが。
ならばゆでたまごはもっと簡単だし、やはりマヨネーズに良く合う。サラダの付け合せやサンドイッチにも最高だ。
…と、前々から聞いてみたかったので聞いてみた。

「ゆでたまごが…食べたいんですか?」
「いやまぁ食べたいとかじゃなくて、保存も効くし手軽だしな。炒飯作れるならゆでたまごはどうなんだろうって」
「多分出来ますよ。作りましょうか?」

   今、『多分』って言った…

「え、ちょっ。今まで作ったことある?!」
「だって【茹でるだけ】ですよね?卵を」

何を心配しているんだ?と言う視線を向けるバーナビー。
確かに茹でるだけなのだが、絶対に作ったことが無いと確信した虎徹。

「いや、いいよ作ん無くて…」
「別に大丈夫ですよ?初めてを虎徹さんに食べてもらえるのは嬉しいですから!」

ニコリと笑うハンサムの次の行動は多分…ベタに電子レンジに突っ込んで大爆発させるだろう…。
料理スキルが無いのは、十分に知っている。

「いや、御免。マジで作んなくて良いから飯食おう?せっかくバニーが作ってくれたのに冷めちまうし!!」
「そっ、そうですか?」
「そうそう!!それに初めてだったらお前が火傷しちまうかもしれねーし!?」
「…レンジに入れるだけなんで火傷はしませんよ?」


   ほーらやっぱりなコンチクショウっ!!!!!
   何で【茹でる】って自分でも言ってるのに、レンジに突っ込むんだよ!!!
   せめて熱湯の中に突っ込め!!!茹でてくれ!!!


「バニーちゃん、今度オジサンと一緒に作ろうな?今は茹でて火傷の危険も無く、米を炊くついでに炊飯ジャーでも作れるから…」
「えっ?!炊飯器で作るってどういう原理で…」

まさに驚愕!という顔をしているバーナビー。米を炊く時にアルミホイルに包んで放り込めば勝手に出来上がる事を知らないようだ。
それ以前にまず茹でずに作ろうとしている相手に、そんな知識がある筈ないか…
恐ろしいほど料理が出来ない。その癖一つの事にしか突っ走れないから炒飯オンリーしか作らない。
もっとレパートリーを増やしてくれないと身体がリアルに壊れる。四十路直前にこの攻撃は確実に次の健康診断で何処かしら引っ掛かるだろう。
身体への気遣い、プライスレス…

「なぁ。料理はやっぱ俺がやろうか?そんな無理して覚えなくても、他の家事やってくれりゃいいし」
「何でも出来るようになりたいんです。僕は料理も極めます!勿論虎徹さんが満足してくれる料理だけですが!!」

キラン☆と自信満々にメガネが光る。
その嫁思考はありがたい。だが実際バーナビーは料理以外の家事もほぼ出来無い。金持ちボンボンは家事などしない。呼べばハウスキーパーが来る。
そんな経験値ゼロから『自分の為』にと言ってくれるのは本当に恋人冥利につきるが、極めるならまずは【地獄の炒飯スパイラル】から止めて頂きたい。
たまには自分も好きなモノが食べたい。
何せ現在家事全般は全て虎徹がやっているのだから。別にソコに料理が加わろうと疲れはしないのに。
これは同棲生活、大変だと思いながら…

「じゃあ…今度【二人で一緒に】何か作ろうな?俺が教えてやるよ」
「えっ、そんな負担掛けるようなっ!」
「負担じゃねーって。一緒に作るから楽しいし、美味いんだろ?」

むしろその炒飯が負担なんだと、言いたいが言わない。言ったら豆乳になってしまう。
だが虎徹の言葉にボンッ!とバーナビーが赤くなる。照れたな、と嬉しい半面今のは勿論天然タラシとかではない。
自分の命の危機がリアルに迫っているので苦肉の台詞だ。
こうでも言わなければあと何日味見もしないどんな味の炒飯を食べ続ける地獄が待っているのだ。

「バニー、何作りたい?簡単にパスタからやってみるか?」
「…な、なんかっ…」
「ん?」
「それって…なんか…。バカップルな新婚さんみたいじゃないですか…っ!」

耳まで真っ赤なバーナビー。
フリフリピンクのエプロンを着ている癖に今更何を言い出すのだ。
なんとなく『あー、バニーちゃんは形から入るタイプなのねー…』と、随分極端な入り方に辟易しながらも。

「ま、初めての【恋人同士でキッチン共同作業】って事で」
「……はい、頑張ります…」

しとやかになる部分が思い切り間違っている。初夜か。料理だろ。
思いこんだら一直線な恋人を、今夜はベッドでどうやって可愛がってあげようか。


……お願いだから喘ぎながらパスタの話は出さないで、と願いを込めて。
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プロフィール

寅丸

Author:寅丸
アニメが終わってからデュラの存在を知った可哀想な感じの人。原作しか知りません…orz。きっと静雄と派生が好きだと思う。ケロロは電波黄色と喧しい。10年目でいきなりハマった。なので【今更】。ピクシブ  呟き

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